寝違え

昨日までなんともなかったのに、朝起きると首が痛くて動かせない。
このような症状が「寝違え」と呼ばれます。
一度寝違えると１日～３日痛みが続くため、仕事にならないこともあり、辛いものです。
不自然な姿勢で寝ることで、首に無理な負担がかかり、首から肩にかけての筋肉や靭帯（いわゆるスジ）などに急性の炎症が起きて、痛みや運動制限が生じると考えられています。
Ｘ線検査を受けても、首の骨に異常がみつかることはほとんどありません。

痛めた筋肉(スジ)の緊張を、腕、肩や肩甲骨周辺から緩ませ、頸椎のズレなどを調整していきます。

とりあえず氷水や湿布で冷やしましょう。
氷水を入れた袋やタオルを巻いた保冷剤を患部に当てて１０分～１５分ほど冷やし、３０分～１時間ほど置いてまた冷やす。
これを痛みの感覚がなくなるまで、３～４回ほど繰り返すのがおすすめです。
ちなみに、温めると一時的に気持ちは良いかもしれませんが、炎症が悪化する恐れがあるので避けましょう。

まずは、安静にしましょう。 それでも辛い場合は、龍観堂にご相談ください。